2009年に読んだ本

2009年の読書メーター
読んだ本の数:244冊
読んだページ数:63308ページ

身長文庫身長文庫
マツコデラックスの身長と横幅のでかさが半端なくて笑った。デラックスに恥じないデラックス具合だった。キングの比較項目で、カズとかと比較してヘラクレスオオカブトとかも比べられててくだらなすぎ。ホントツボ。くだらなーーい
読了日:12月30日 著者:日本たけくらべ協会
しをんのしおり (新潮文庫)しをんのしおり (新潮文庫)
『人生激場』にひきつづき、エッセイは2冊目。『まほろ』や『月魚』とかにただよう雰囲気の発信源となる妄力がこんなところに。。。というのと流れるような文体がここちよい。もちろん途中の漫画ネタの内輪ネタのもりあがりにはただただ傍観なのですが。『超戦隊ボンサイダー』ってネーミングセンスが最高です。
読了日:12月28日 著者:三浦 しをん
ピビンバの国の女性たち (講談社文庫)ピビンバの国の女性たち (講談社文庫)
読了日:12月24日 著者:伊東 順子
生きにくい…―私は哲学病。 (角川文庫)生きにくい…―私は哲学病。 (角川文庫)
哲学を一種の病と考えた童話から本書は始まる。日本的な「みんな中心主義」と「自己中心的主義」の対比はあるなぁーって思った。みんなという和の範囲内でうまくふるまっていく宿命にあるのだなぁ。一時期よりも著者の本を読むのがつらくなった。とても良いことだと思う。
読了日:12月22日 著者:中島 義道
醜い日本の私 (新潮文庫)醜い日本の私 (新潮文庫)
不快感などの感受性の日本的な部分における示唆には同意できる点があります。もちろん中島義道氏ほどずれてはいませんが。接客態度等でのシステマチックさ、ある種の壁を作る感じ等においてもはっとした。しかしながら、本当に過酷に生きていらっしゃることだ。大衆の目、とか周囲の雰囲気が常に正しいわけではないこと、多様性の認識の大切さは人口が減っている日本においては見直されてくるのかもしれない。
読了日:12月18日 著者:中島 義道
寺暮らし (集英社文庫)寺暮らし (集英社文庫)
なにを書いてもさらっとしてからっとしてぱりっとしている雰囲気が文体から伝わってくる地域雑誌『谷根千』編集者の日常をつづったエッセイ。寺暮らしを実際にしている作者。いままでの猛烈に忙しい編集、子育て、書評等々の仕事を寺という浮世離れした暮らしからふっと客観視している感じだった。もちろん実際に寺の境内に暮らしているのですが。一種の潔さと人情が同居している点でとても好感が持てた。
読了日:12月17日 著者:森 まゆみ
戒厳令下チリ潜入記―ある映画監督の冒険 (岩波新書 黄版 359)戒厳令下チリ潜入記―ある映画監督の冒険 (岩波新書 黄版 359)
解説を読んでチリの当時の政治状況をつかんでから本篇を読めばよかった。乏しい知識が恥ずかしい。チリから亡命ののち独裁政権下で帰国できない身となった映画監督が厳戒令下の状況で当地の貧困層から富裕層、レジスタンスから大統領府まで広範な撮影が行われている。緊張感や臨場感がすごい伝わってきてとてもおもしろいルポ、ノンフィクションだと思いました。
読了日:12月13日 著者:G.ガルシア・マルケス
裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)
率直に裁判の傍聴ということを知り、ちょっと関心した。傍聴席に誰もいない裁判のけだるさが本書でもかかれていた。就業時間内におわしたい裁判官の心理もわかる。そういう意味で裁判員が入るほうが良いというのもマニアの意見としてあった。うぅん、それだけが尺度ではないし、重大な裁判の場合は考慮されていないし、善し悪しは両方あるんだろうな。
読了日:12月12日 著者:北尾 トロ
人生を“半分”降りる―哲学的生き方のすすめ (新潮OH!文庫)人生を“半分”降りる―哲学的生き方のすすめ (新潮OH!文庫)
氏の本は読んで疲れます。ただ、共感ができる先人の言葉(ニーチェ等)が多く引用されていて、ぜひその言葉をボヤいてみたいものだと思う。生き方の終着点として、本書でいう半分降りるのはぜんぜんありだと思った。
読了日:12月11日 著者:中島 義道
世界でもっとも阿呆な旅世界でもっとも阿呆な旅
タイトルにがしっときた!! 阿呆さも内容をいっぱつで理解できる。『エロマンガ島』を筆頭とする珍名地を訪れ、作者の写真で埋め尽くされている。なんて阿呆な。ちなみにネット本です。気になった方は『世界の「珍名」所大集合』でぐぐってください。
読了日:12月10日 著者:安居 良基
旅行人156号ビルマ東西南北ミャンマーへの旅旅行人156号ビルマ東西南北ミャンマーへの旅
高野氏、タマキング目当てでアジア文庫にて購入しました。旅行人っておもしろい!旅行したくなる本だ。現地の生な感じが伝わってくる。写真もカラーで大きくつかわれてるからエッセイ+写真でとても楽しい。今のガイドブックはなにかにつけて、値段と宣伝が付いてまわるけど、そういうのがないほうがやっぱ魅力的。最新巻もぜひほすぃ。
読了日:12月08日 著者:瀬川 正仁/高野 秀行/吉田 敏浩
人生激場 (新潮文庫)人生激場 (新潮文庫)
すごいな。日常の仔細なことを書き綴って、かつ面白く仕上げるのってほんとすごいと思う。まず、しをん氏はなんらかの敏感センサーが内蔵されているだろう、それを増幅させるトランジスタが内蔵されているだろう。そして、それをおもしろくするなんらかのフィルターを透過させているのだろう。悔しいから理系知識かもす俺様。いやー、くるっくるしています本書。言葉に関する敏感さというのは各エッセイの節々に感じました。
読了日:12月08日 著者:三浦 しをん
ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)
人づきあいに煩わしさをしたり、嫌われたくなくて尻込みする自分には共感できる本だった。この人の本はいつも実践・哲学みたいな感じがする。活かし方は個々人によるのだろうけれど。抽象化にちょっとついていけない時があるけれど、今までの短い人生経験に照らし合わせて思い当たる節みたいなことを感じる。共感を覚える人もいれば、徹底的に受け付けない人もいるのだろうな、この本は。
読了日:12月06日 著者:中島 義道
FUTON (講談社文庫 な 70-1)FUTON (講談社文庫 な 70-1)
『蒲団』という作品を焼きなおしてこんなに面白いのっていうのはやっぱりすごい腕を持った作家さんだな。原作を知らないのがちょっともったいなかった。もちろん知らなくても十分に楽しめる作品であることは間違いない。作品の世界感がすごい立体感を伴っている感じがした。こういう小説は好きだ。『日本奥地紀行』に対する『イトウの恋』も気になる。ぜひ読んでみたい。
読了日:12月06日 著者:中島 京子
世界が私を呼んでいた!―旅行人傑作選〈2〉 (旅行人傑作選 (2))世界が私を呼んでいた!―旅行人傑作選〈2〉 (旅行人傑作選 (2))
日本人はほんとうに世界中の到るところに行っているんだな。旧ソ連から独立したカルムイク共和国の文通している知り合いに会いに行くとか。そんな国全然知らないよ。地球上にあるのかぁ。へぇー。旅自慢ばっかだし、ちょっと意識過剰かなぁ、とは思うけど。ぱらぱら見るとおもしろい。
読了日:12月05日 著者:
働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)
厳密に物事をとらえようとすればするほど世の中矛盾したり、理不尽に感じることはままある。そこまでは結構多くの人が至るところ、哲学者はそのさらに奥にすすむんだな。引きこもり中または予備群の人も得てしてその先に進む。そうすると頭だけでぐるぐる考えてしまう。それは健全なことじゃないと本書ですごいわかった。先に進まずにそれでも自分を納得させたりして働く人には本書は必要ない。それでもどうしても考えてしまってもういやだって人のための本ってことなのかな。
読了日:12月02日 著者:中島 義道
NHKラジオ実践ビジネス英語 2009 11 (NHK CD)NHKラジオ実践ビジネス英語 2009 11 (NHK CD)
読了日:12月01日 著者:
NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 11 (NHK CD)NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 11 (NHK CD)
読了日:11月30日 著者:
「本の雑誌」炎の営業日誌「本の雑誌」炎の営業日誌
web本の雑誌でいつも拝見しているので、昔のまとめということで買ってみました。世の中には社長や経営者などの啓発本というものがあるが、僕は身近な存在でがんばってるような人が書いた本のほうがよっぽどためになる気がする。間違いなく考えさせられる。経営者本は得てして建前か奇を衒ったものになっている気がしてならない。さぁ、がんばろう。そして本を読もう。苗字が同じなので、中のイラストにとても愛着がわいたw
読了日:11月30日 著者:杉江 由次
戦う哲学者のウィーン愛憎 (角川文庫)戦う哲学者のウィーン愛憎 (角川文庫)
東大哲学科、法学部の2学科を卒業後、33歳でウィーンに留学。永遠の学生、長いモラトリアムが感じられる一冊。物事がうまくいくように考えるのではなく、考えた末に正しいのかどうかを考えて行動する著者は西欧人のアジア・アフリカ系の人に対する接し方にどうしても納得がいかず日々対立してばかり。僕は日本人的日本人だから空気を読んで、対立を避ける人間だ。対等に主張して渡り合っていくのってこんなにもつかれるのかとうんざりした。もちろん他人事として楽しんだ部分もあり。いろいろと垣間見れる一冊。表紙が御洒落。
読了日:11月29日 著者:中島 義道
旅の理不尽―アジア悶絶編 (小学館文庫)旅の理不尽―アジア悶絶編 (小学館文庫)
本書は旅本である。風のサラリーマン旅人タマキングとかいうふざけた人が書いた旅本である。『〜である。』というのがいささかうるさいかと諸君はおもうかもしれないが、タマキングの本に毒されるとこうなってしまうのである。まったくもって遺憾である。とりあえず面白いのだ。自費出版の先駆けであり、間違いなく無類の本だ。奇書だけどジャンルを切り開いてきている気もするそんな一冊。
読了日:11月28日 著者:宮田 珠己
闘う女。―そんな私のこんな生きかた (徳間文庫)闘う女。―そんな私のこんな生きかた (徳間文庫)
ダイエットがきっかけでキックボクシングを始める20代後半の著者(女性)。ダイエットして彼氏を作りたい、そんな思いとは裏腹にキック道を極めていく。アマチュアの試合に出場し、セミプロの話からプロ試験に話がとんとん進んでしまい、とうとう後楽園のリングにあがってしまう著者。その後、タイにわたりムエタイ道にずんずんずんずん進んで行ってしまう。いたって普通のOLでありきたりの理由で始めたキックですすんでいってしまう彼女。そんな過程が軽妙に描かれている。面白い本です。
読了日:11月22日 著者:下関 崇子
放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法
上智大学での高野氏とその友人たちの対談形式の講義を書籍化した本である。そのご友人の方々がみんながみんな好きなことをとことん追っていってる人たちばかりだ。こんなこと書くと猛者ばかりなんじゃないかと思うけどそうではないようだ。そう著者は語る。僕が個人的にぐっときたのは『好きなことは必ずしも楽なことではない』という野々山氏の言葉だ。楽ではない生き方の人たちばかりだけど好きなことをやっている。そこに生まれる爽快感が本書には溢れている。放っておいても明日は来る。これはメッセージだ。
読了日:11月21日 著者:高野 秀行,二村 聡,下関 崇子,井手 裕一,金澤 聖太,モモコモーション,黒田 信一,野々山 富雄,姜 炳赫
極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)
小説から入ったのですが、この人の妄想力は日々こうして培われていたのかと思いながら拝見しました。ほんと、今や売れっ子ですもんね。けど、やっぱ文章がうまい。力みみたいなのを感じない性格を垣間見ました。
読了日:11月20日 著者:三浦 しをん
職業と人生 (善本選書 (4))職業と人生 (善本選書 (4))
読了日:11月19日 著者:佐藤 千寿
孤独のグルメ (扶桑社文庫)孤独のグルメ (扶桑社文庫)
基本的構成は一緒。メシ食い損ねる→うろうろ→店に入る機会も逸する→くう→ちょっとなんかある→食いすぎたor失敗した。的な感じだ。ただなんとなく気持ちはわかる。吉野家とかマックとかかなり大衆性がないようなとこで作ったらさらにシュール感があって面白そうだけれど。あとは地味に背景とかの絵がみてると「あぁ、ありそう」って思う。高崎大観音じゃんとか。背景が細かくて、人物が浮き出てないから孤独感がさらにでてるのかもしれない。
読了日:11月17日 著者:久住 昌之,谷口 ジロー
素晴らしきラジオ体操 (小学館文庫)素晴らしきラジオ体操 (小学館文庫)
ラジオ体操のキモっていうのは動きと動きのあいだにあるフッと力の抜ける『間』だったのか。戦後占領下においてラジオ体操がアメリカに禁止されたとは驚きだ。毎日かかさずラジオ体操を行うラジオ体操人がこんなにもうじゃうじゃとひっそりいたなんて知らなかった。相変わらず、なんでこんなこと調べてるんだろう高橋秀実氏は。まったくもってすばらしい本だ。
読了日:11月17日 著者:高橋 秀実
秘境駅へ行こう! (小学館文庫)秘境駅へ行こう! (小学館文庫)
行ってみなければわからないやってみなければわからない。秘境なんてあんがい近くにあるものなんだとおもっちゃいますね。見方がラジカルだから一風かわったところに魅力をみつけてしまうんですね。ありきたりでない日本ってこの本を読んでいるとゴロゴロその辺にころがっているんじゃないかって思う。パラパラめくると廃墟建築よりもうらさびれた駅舎を眺められておもしろい。
読了日:11月17日 著者:牛山 隆信
偏食的生き方のすすめ (新潮文庫)偏食的生き方のすすめ (新潮文庫)
闘う哲学者といわれる著者の偏食的な生き方を日記としてつづった一冊。とても面白いのだがなんて説明しずらい本なんだ。とにかく、偏食や騒音など一般の人々(マジョリティ)がさして気にならないことに、これでもかというくらい反発してしまう偏食家(マイノリティ)の著者。売れ筋の本よりも自分の好みの本を偏愛して読んでしまう人にはわかると思うが、その大衆意識に対してよくわからん的な気持ちを極限まで推し進めると本書が出来上がる気がする。ただ著者はもう途中から他人とのずれをあきらめている。もう、いいんだ感が溢れている。
読了日:11月16日 著者:中島 義道
奇食珍食 (中公文庫)奇食珍食 (中公文庫)
読了日:11月16日 著者:小泉 武夫
とんまつりJAPAN―日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)とんまつりJAPAN―日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)
スペインの牛追い祭り、イギリスのチーズ追い祭り、その他トマト祭りやペイント祭りが知られているが日本にもとんでもない祭りがあったものだ。なんというか不思議の国・日本って感じだ。ぜひこのマヌ景な祭りは後世に残して行ってほしいものだ。あと、祭り参加者とか見物に来た外国人に感想やらを聞きたいものである。
読了日:11月14日 著者:みうら じゅん
空からきた魚 (集英社文庫 ひ 27-2) (集英社文庫 ひ 27-2)空からきた魚 (集英社文庫 ひ 27-2) (集英社文庫 ひ 27-2)
著者はアメリカ出身で歌人または詩人である。言葉の持つニュアンスをすごいつかんでいる。ニュアンスって知覚するものでそういう体験をすごいしているし大事にしている人なのだろうと思った。本書を読んで目から鱗だったのは日本語の持つわずかな時数に情報だけでなく情景や心象、背景を圧縮できることがわかったことだ。その例として新聞の見出しの日米の違いを出したりしているが、ほんとにその通りだと思った。俳句や短歌の魅力ってそういうとこにあるんだろう。
読了日:11月14日 著者:アーサー・ビナード
必修208パターンを理屈で覚える!「ビジネス英語力」強化プログラム【初級編】(DVD-ROM付き)必修208パターンを理屈で覚える!「ビジネス英語力」強化プログラム【初級編】(DVD-ROM付き)
読了日:11月12日 著者:日向 清人
Business Word Power Compact―ビジネス英単語力をセルフ・チェック!Business Word Power Compact―ビジネス英単語力をセルフ・チェック!
読了日:11月12日 著者:増澤 史子
中国怪食紀行―我が輩は「冒険する舌」である中国怪食紀行―我が輩は「冒険する舌」である
著者の小泉武夫氏は食文化学の大家で発酵学に広く精通している。本書は中国を中心に日本、韓国の食文化を五感を総動員して比較している。とくに本書ではふんだんに写真が用いられているためかなり強烈なインパクトがあった。虫とか、蛇とか、ヤモリとか。ただ、食文化の発展の様子を過去の文献を例示して示しているので人類がゲテモノ食いから農耕、牧畜、食品加工と発展していく過程がつかめておもしろかった。さらに食医学や健康志向、味の追求への分岐とかにも議論が及んでいて「食べ物」という身近なものだけに興味がつきない一冊だった。
読了日:11月08日 著者:小泉 武夫
不味い! (新潮文庫)不味い! (新潮文庫)
スーパーの刺身を新鮮に見せる魔法の照明だったり、弁当の鮭は焼いてあるのではなくて蒸し上げてあったりしてとってもだまされた感がある。だけど本当に現代っ子の自分としてはそれすら普通になってきているんだもんな。人口イクラも本書で扱われていた。人口ネギトロ(ネギ+マグロ叩き+豚の脂肪)についてはないな。本書を読むと前出のようにそうそうそうなんだよって思うことがすごいあった。あとはカラスやセミに果敢に挑戦する先生に乾杯なのである
読了日:11月03日 著者:小泉 武夫
NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 10 (NHK CD)NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 10 (NHK CD)
読了日:11月02日 著者:
NHKラジオ実践ビジネス英語 2009 10 (NHK CD)NHKラジオ実践ビジネス英語 2009 10 (NHK CD)
読了日:11月02日 著者:
からくり民主主義からくり民主主義
本書の書評は村上春樹である。本書でもオームの上九一色村について扱っているからなのかな。本書は諫早湾干拓若狭湾原発銀座に沖縄の米軍基地問題などの騒動が一通りおちついたあとに取材に向かう感じである。「住民側でも賛成派と反対派に村は二分されています。」といううふうにTVでは言うがたいがいの場合けっしてそんなことはない。賛成、反対、どっちつかずがやはり正しいし、二分してしまうのはメディアや世論、国だったりする。案外その中で現地の人はたくましくしたたかに生きているのが感じられて面白い。現地ではなく外野主導なのだ
読了日:11月02日 著者:高橋 秀実
はい、泳げません (新潮文庫)はい、泳げません (新潮文庫)
泳げない人が泳げるようになるのはやはり非常に難しいようだ。まず第一に「泳ぐ」行為はスポーツではなく車や自転車に乗る行為のように体得するものだからだ。水も怖く、数メートル進むと立ち上がってしまう著者がきれいに50mまで泳げるようになるまでのサクセス本。読んでいただかなくてはわからないが哲学的に頭で考えて泳げるようになる本である。僕にとっては泳げない人の気持ちがわかる一冊でした。
読了日:11月01日 著者:高橋 秀実
やせれば美人 (新潮文庫)やせれば美人 (新潮文庫)
衝撃的な書き出しで本書は始まる。『妻はデブである』だ。『メロスは激怒した』よりも圧倒的な書き出し感である。著者はダイエット、痩せるをキーワードに多角的な視点からダイエットを分析して調査して、理想的なダイエットを探す。しかしながら婦人紙の扱うダイエット法には規則性と循環性みたいなものがあり、あくまで夢をあたえるものなのだと暗澹たる思いを抱いたり、ファミレス等のメニューに書いてあるカロリー表示について収支において火葬まで含まれていることに理不尽を感じたりする。相変わらずのラジカルな調査が本当に面白い。
読了日:10月31日 著者:高橋 秀実
「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む (生活人新書)「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む (生活人新書)
私は日本生まれの日本育ちだが、そういった日本人がアメリカを陰影をもって捕らえるにはかなり参考になる一冊。著者によると米国と英国の関係はいとこのようだという。重なる面、重ならない面を持ち、適度に距離を保っている関係だ。両者を言葉、パーソナリティ、文化の点から比較できるからわかりやすいし面白い。文体や構成もとてもおもしろい。あと『アメリカ社会』を紹介する上で英国、日本も引き合いにだされるからわかりやすいわけだ。まさに共通の友人について話すうちにお互いのことも理解するような感じだ。
読了日:10月31日 著者:コリン ジョイス
レーニンをミイラにした男 (文春文庫)レーニンをミイラにした男 (文春文庫)
去年モスクワに行ったときにレーニン廟みようと思ったら突発的に軍が赤の広場を封鎖して見れなかった。まったく不本意。ガイドの話だと告知なし封鎖はよくあるとのこと。そんなレーニン廟の構築にあたったのもスターリン。ロシアの安定のためだという。あな恐ロシア。ソ連解体後、経済の動乱中に遺体の保存の技術を国の研究所が一般に提供したというのには驚いた。日本で言うなら理化学研究所がミイラ化サービスを販売するようなものだ。まったくありえない。しかもその施術中の写真がでているからこの本は驚きだ。
読了日:10月31日 著者:イリヤ ズバルスキー,サミュエル ハッチンソン
知的な英語、好かれる英語 (生活人新書)知的な英語、好かれる英語 (生活人新書)
英語のsocial languageを学び始めたので入門書代わりに読んでみました。著者は日本生まれのアッパーなニューヨーカーといっても過言ではない。ネットワーキングに勤しみ、地下鉄にのって横の人が鼻をすするのを不快に感じ、日本人は歯が汚いとおっしゃり、参加したパーティーで不快な会話をホストが仕切れなければ退席をする。なんか世界が違うなぁー。ってとりのこされてしまった感じだ。デール・カーネギーの『人を動かす』という啓発本とかはこういう世界では役に立つのだと取り残された感が否めない。
読了日:10月27日 著者:田村 明子
TOEICテスト本番攻略模試 (資格検定Vブックス)TOEICテスト本番攻略模試 (資格検定Vブックス)
読了日:10月25日 著者:塚田幸光,高橋基治,ノブ・ヤマダ
遺品整理屋は聞いた! 遺品が語る真実 ~消せなかった携帯の履歴、孤独死のサイン、女の遺し物…~遺品整理屋は聞いた! 遺品が語る真実 ~消せなかった携帯の履歴、孤独死のサイン、女の遺し物…~
遺品を通じて『生きる』を考えさせる一冊。この本のできる背景には作者自身が他人の死によってできる仕事をすることへの悩みがあったため。それをブログより発信したため。自殺や孤独死核家族化による諸問題、家系の崩壊など様々な現在問題の最前線にたっていらっしゃることがひしひしと伝わってくる。その上で、それらの問題について読者に警笛を鳴らしたり、注意を喚起してくれている。やたらな坊さんよりもためになる説法をしてくれそうである。
読了日:10月18日 著者:吉田 太一
TOKYO STYLE (京都書院アーツコレクション)TOKYO STYLE (京都書院アーツコレクション)
1990年代前半の若者のそれぞれの生活環境が見えてくる写真集。どの部屋も個性的でおもしろい。雑貨や家具がコモデティ化してない、灰汁が強い。当時の生活を感じる。細かく家電や本、衣服をみていくとけっこう面白かった。当然今はあるべきもの、薄型テレビ、電子レンジ、PC、i-podなんてない。ブラウン管テレビ(アンテナ付き)、ワープロ、ヒーター、扇風機、ウォークマン、ビデオテープの山、。部屋のつくりも違う。ユニットバスが珍しく、ベランダがなく、和室が多い。和式便所も多い。ぱらぱらめくるとなにか発見がある。そんな一冊
読了日:10月17日 著者:都築 響一
新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)
小説を読む喜びもあれば書く喜びも当然ある。この作品を書くにあたってきっと森見氏は楽しかったのだとおもう。名作のオリジナルのコピーって、音楽やスポーツでもいえることだけど真似てみて初めてその作品や技の妙技を体感することができる。すごさを実体験できる。読書自体、文章に沿わせて実体験できるわけだけど、我流に名作の型を取り入れるのってすごい。凡人は名作の型に我流を押し込んじゃうもんな。読んでて面白かった。
読了日:10月16日 著者:森見 登美彦
NHKニュースで英会話 No.1 (2009年) (語学シリーズ)NHKニュースで英会話 No.1 (2009年) (語学シリーズ)
読了日:10月15日 著者:
見仏記 (角川文庫)見仏記 (角川文庫)
我が家は神棚と仏壇が同居している。宗教に関して全く無自覚の上、仏像に関してはまったくのNo知識。如来、菩薩、観音、天とかの仏のヒエラルキーとかアフロみたいな髪型の仏像がいたりとかまったくもって素敵でくだらない知識が増えた。図書館で仏像の写真集を見たけど結構迫力あって驚いた。不動明王的な視線を周囲の人から感じたのはきっと気のせい。
読了日:10月15日 著者:いとう せいこう,みうら じゅん
バブルの肖像バブルの肖像
人間、いざ大金が手元にあるとなにをしでかすかわからないものだ。周期的に新たなプタットフォームができると爆発的にその金脈が開拓されるものだ。ITバブル個人投資家バブルと5年ほど前にあったわけだけど90年頃のバブルで日本にうまれた珍妙な成金モノはけっこう笑える。でも、アホウな勢いも感じるんだよな。閉塞感とかがないようにかんじた。タイムマシンがあったら体感してみたいものだ。
読了日:10月15日 著者:都築 響一
NHKラジオ英語5分間トレーニング 2009 9 (NHK CD)NHKラジオ英語5分間トレーニング 2009 9 (NHK CD)
読了日:10月11日 著者:
機上の奇人たち―フライトアテンダント爆笑告白記 (文春文庫)機上の奇人たち―フライトアテンダント爆笑告白記 (文春文庫)
フライトアテンダントの質とか地位とかって日本と海外じゃぜんぜん違うんだなぁ。客層も全然違う気がする。飛行機上で周りを顧ずに激高するような日本人はいない。でも、海外にはいるようだ。にわかには信じがたいが困った客ばかりなのだなぁ。客室乗務員って言われてみれば給仕がメインだもんな。昔世界史の先生がイラン航空とかの中東系のマイナーな路線にのったときにコクピットに招きいれてもらったとかいってた。今じゃ絶対にありえないだろうな。
読了日:10月10日 著者:エリオット ヘスター
How to Japan―A Tokyo Correspondent’s TakeHow to Japan―A Tokyo Correspondent’s Take
読了日:10月09日 著者:コリン ジョイス
イグ・ノーベル賞 世にも奇妙な大研究に捧ぐ! (講談社+アルファ文庫 G 201-1)イグ・ノーベル賞 世にも奇妙な大研究に捧ぐ! (講談社+アルファ文庫 G 201-1)
さて、今年もノーベル賞の裏企画、Ig Novel Prizeの季節が到来です。さて、今年はどんな愉快な笑いを振りまき問題を提起してくれるのでしょうか?インドの死人協会や対グリズリー用防護服の開発をおおまじまにやっているのがおもしろい。辺境地の検尿に使われる容器の統計とかもおおまじめに行われている。ちなみに、このイグ・ノーベル賞の受賞式は米国のハーバード大学で行われているのだ。
読了日:10月09日 著者:福嶋 俊造,マーク・エイブラハムズ
NHKラジオラジオ英会話 2009 9 (NHK CD)NHKラジオラジオ英会話 2009 9 (NHK CD)
読了日:10月07日 著者:
NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 9 (NHK CD)NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 9 (NHK CD)
読了日:10月07日 著者:
「四億年の目撃者」シーラカンスを追って (文春文庫)「四億年の目撃者」シーラカンスを追って (文春文庫)
生物の海から陸への進化の鍵としてひっそりと人知れず生き抜いてきたシーラカンスの発見から現在までのシーラカンスの研究が記されている。イギリス領の南アフリカで最初の個体が発見され、スミス博士が長年の探索を行い、ついにコモロ諸島にて2体目がみつかる。英仏間でのやり取りなどの政治的な背景、発見者や研究者の生い立ちまでおさえて、とても読み応えがあった。しかも、魚類学には深入りせずに魚類の認定法や個体の識別や内臓の重要性などが簡潔にかかれていて発見の意義や探索の執念が迫ってくる。とても面白かった。
読了日:10月06日 著者:サマンサ・ワインバーグ,戸根 由紀恵
放浪のデニム―グローバル経済に翻弄されるジーンズの世界放浪のデニム―グローバル経済に翻弄されるジーンズの世界
繊維産業の自由化によって各国の割当量といった保護が失われ、中国が世界の繊維工場として台頭した。その変化の様子をイタリアの伝統的な繊維製造産業の衰退、ギャップやウォルマートなどの大量製造を行う企業の工場における搾取工場の問題、中国製品に対抗しなくてはいけないそのほかの貧国の様子など、産業としての繊維業界の世界的な動向がつぶさに感じられた。綿→生地のデザイン加工→製造と一連のキーパーソンへの取材もしっかりされておりおもしろかった。世界の新たな断片を目撃し、悦である。
読了日:10月06日 著者:レイチェル・ルイーズ スナイダー
金属材料の最前線 (ブルーバックス)金属材料の最前線 (ブルーバックス)
読了日:10月05日 著者:
ワードスター エッセンシャル2300 - Wordster Essential 2300ワードスター エッセンシャル2300 - Wordster Essential 2300
読了日:10月05日 著者:ジェームズ・M. バーダマン,岡崎 正義,川島 隆太,久保野 雅史
ニッポン「もの物語」--なぜ回転寿司は右からやってくるのかニッポン「もの物語」--なぜ回転寿司は右からやってくるのか
ほんとにごくごく身近にある製品の日本発の大発明とかアデランスのかつらやTOTOのトイレ開発秘話をお酒の席のトリビアに使えるくらいライトに提供してくれる一冊。絵や写真も多様されていて読んでいてなかなかおもしろい。赤の着色料に使われるコチニールって臙脂虫という虫からつかわれているらしい。しかも靴紅とかハムとか虫から抽出した色がけっこう使われているらしい。ショック!
読了日:10月03日 著者:夏目 幸明
ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)
読了日:10月03日 著者:高野 秀行
ガラパゴス化する日本の製造業ガラパゴス化する日本の製造業
日本のエレクトロニクスメーカーにおいてガラパゴス化(ハイエンド特定分野への特化)が進展する一方で世界市場をにらんだ展開とのずれが大きくなっている。その概要として日本を取り巻く台湾、中国大陸、韓国系企業を中心に話が進められる。そのなかで、事業モデルの構造変化がどのように影響しているかについてもかかれている。この解決策のひとつとして専業化もまたある意味で「ガラパゴス化」ともいえる。
読了日:09月29日 著者:宮崎 智彦
マンボウの刺身―房州西岬浜物語 (文春文庫)マンボウの刺身―房州西岬浜物語 (文春文庫)
日本の漁村ってまだまだかなりの辺境地だ。本作品は香(こうやつ)の海に魅せられた著者が編集や翻訳業をおこないつつも鄙びた漁村に移住し、根を張るなかでの村民のくらしぶりがつぶさに描かれている。漁村や港、魚になじみがあったので情景や人物描写がとても鮮やかに浮かんできた。しかも本作品はとても読みやすかった。情景から読者に想像をさせる書き方でしかも考え方とかがおしつけがましくない。かなり個人的なツボにヒットだった
読了日:09月29日 著者:岩本 隼
実録・アメリカ超能力部隊 (文春文庫 ロ 7-1)実録・アメリカ超能力部隊 (文春文庫 ロ 7-1)
泥沼のベトナム戦争を経験の後、人気が地に落ちてしまった米陸軍。戦争の凄惨さからニューエイジ文化が生み出される。そんななか人間の潜在能力を引き出し、圧倒的な能力を持つ軍隊をつくることで他国がしりごみしてしまうような部隊をほんとうにつくろうとした人がいた。そして、その理想の部隊名は第一地球大隊。その思想は引き継がれイラク戦争でもかいまみると筆者はいうが・・・。 個人的にはくだらなくておもしろいのだけど、文章をわかりやすくキャッチーにして半分くらいの厚さならかなり良いなーっとおもた。
読了日:09月24日 著者:ジョン・ロンスン
お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)
かなり時事ネタの芸能が多いけどこれはおもしろかったw。故鈴木その子アンタッチャブルな存在からテレビデビューを果たし、破竹の勢いで芸能界を駆け上った様を物語っている。本書には江頭2:50のジャックマイヨールの話も出ていてこれも物語になっている。主人公を読者が知っている小説、そうとらえられるかもしれない。浅草キッドの目線を文体から感じることができるからエッセイやノンフィクションのかたちをとっているのに、切り出した物語がおもしろいから小説っぽい。あと、主人公を一般人がどうやってとらえてるかを的確に把握している
読了日:09月17日 著者:浅草キッド
前置詞がわかれば英語がわかる前置詞がわかれば英語がわかる
読了日:09月17日 著者:刀祢 雅彦
続・日本人の英語 (岩波新書)続・日本人の英語 (岩波新書)
読了日:09月12日 著者:マーク ピーターセン
NHKラジオラジオ英会話 2009 8 (NHK CD)NHKラジオラジオ英会話 2009 8 (NHK CD)
読了日:09月11日 著者:
グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)
本作も『世界観のつくりこみ』が半端じゃなかった。上巻の半分くらいまではフルシチョフ書記長登場後の世界の構築に使われてゆっくりだけれどそのあとは急にテンポがあがる。前作のchild44からもそうだけれど物語の背景の描写がすごい。今回のストリーはスターリン死後のフルシチョフ政権下での国家の方針の変化が実際に国内の高級官僚や人民、政治犯にどのようにインパクトを与えたか、ロシア占領下の国や西側諸国にどう影響を与えたかを主人公や関わる人間模様から浮き彫りにしている。そのダイナミックな変化を想起させる著者の腕に痺れた
読了日:09月10日 著者:トム・ロブ スミス
「十年先を読む」発想法 (講談社文庫)「十年先を読む」発想法 (講談社文庫)
十年先を読む発想法とあるのだけれど、この本がかかれたのは約20年前。このときすでに、省エネの重要性、資源の乏しい日本だからこその科学技術立国と産学連携も述べられている。また、光ファイバーによる情報通信も言われている。十年どころか現代の問題点をいいあてている先見性は間違いなく本物だ。さて、ここで省エネについて著者の西澤博士が示唆しているひとつで現在されていないのが、エネルギーの相互変換効率についてだ。運動エネルギーから電気エネルギーに変えるなどの高変換効率素子の開発が急務だといわれている。ほんとその通りだと
読了日:09月10日 著者:西澤 潤一
グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
フルシチョフスターリン批判開始直後の世界観の創りこみがすごい。もちろんフィクションだが近代歴史物とでもいうのだろうか。時代によって正義と悪がかわってしまう。チェキストとして国家に忠誠を示していたレオがchild44での事件後、過去の贖罪のために真の犯罪に向きあってきたことを踏まえながらひしひしとそのことが感じられる。また、フラエラやライーサを通じてレオが贖罪を求める心理を裏から照らしていて読み応えがある。物語の後半はいったいどうやって転がっていくのだろうか。
読了日:09月08日 著者:トム・ロブ スミス
NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 8 (NHK CD)NHKラジオ入門ビジネス英語 2009 8 (NHK CD)
読了日:09月06日 著者:
NHKラジオ英語5分間トレーニング 2009 8 (NHK CD)NHKラジオ英語5分間トレーニング 2009 8 (NHK CD)
読了日:09月06日 著者:
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)
つい先週、我が家にも新しい家族ができた。女の子だ。とてもかわいいのだ。そして、思う家族が増えるのはいいことだなぁと。曽祖父からひ孫までの様々な世代に、異母兄弟といった家族関係が複雑ではあるけれど今は